同じ夢を一緒に見たいよ

気づいたらこんな所にいた考察厨オタク。

推しが武道館に立った話

2023年3月14日
推し達が武道館に立った。

さぁ、一体どこから話せばいいのだろう。
コロナのこと、活動休止と卒業のこと、そして彼らの長年の夢だった武道館のこと。

普通が普通では無くなって約3年。
きっとそれぞれの人生を根底から揺るがす日々の連続だった。
あの場に集まった全ての人が様々な想いを抱えたままあの日を迎えたのだと思う。

 

拝啓 MeseMoa.さま 

もう2ヶ月近く経ってしまった上にあまりにも重くて、独りよがりな内容だから、ネットの海に流すことにします。
絶対に届かない一介のオタクのファンレターをここに綴らせてください。


「推しが武道館行ったら死ぬ」なんて言葉もあるけれど、正直なところ、あの会場に着くまで私にはまったく現実味が感じられませんでした。
自分がどんな感情を抱くのか検討も付かなくて武道館に向かう道すがらぼんやりと流れる景色を見つめていたけれど、結局たどり着いたのは至極シンプルな一言です。

「楽しかった」それに尽きます。

会場に近づくにつれて耳馴染みのあるBGMが聞こえ、ここに居る全ての人達がMeseMoa.のために集まっているのだと思うと途端に目が潤んだこと、きっと一生忘れられないと思います。

会場に入ってからも見渡す限りの人の海。上の上まで埋まった景色に、じわじわと実感が湧くような気がしました。
客電が落ちた瞬間の歓声と四方八方を埋め尽くすペンライトの光に、2年以上をかけてやっと「いつもの光景」が戻ってきたことを肌で感じたのです。

スポットライトの当たるステージをランウェイのように武道館を闊歩する姿に言いようのない感動が胸を震わせました。

武道館のステージという大きな舞台に謙遜のない9人のアイドルがそこに居る。
ああ、ここは他の誰でもないMeseMoa.のステージなんだと理解した瞬間に涙が溢れて止まらなくなりました。

武道館のあの大きなステージで、アカペラで始まったFlowerWindを耳にしたあの瞬間、私の中でただの文字でしか無かった「武道館」という場所が、人生の大きな思い出の地に変わったんです。

そこからは怒涛の4時間でした。
休憩なんか無いノンストップのに集中したままライブが見れたことに驚きました。
人間の集中力って長くても90分が限界だと言われてるのにね。
 曲のつなぎが完璧すぎる。イントロで何回崩れ落ちそうになったか本当に分かりません。

たくさん泣いて、たくさん笑って、たくさん騒いで、10年の全てを詰め込んだという言葉の意味がひしひしと伝わってきました。

そして、何よりもライブハウスでもホールでも武道館でも、めせもあ。の根底が何一つ変わらないことが嬉しかったんです。
MCでも言ってましたが、変に気張らずに喋ってる9人が見れたことが本当に嬉しかった。
大きくても小さくても、そこにステージさえあれば9人の独壇場に変わるんです。

当たり前ですね。
だってMeseMoa.はいつだって私たちのスーパーアイドルですから。


そしてやっと「画面の向こうじゃない 君の目の前で僕らは生きてる」と歌うメンバーの、「僕の名前を呼んでよ」の声に答えられたことに胸が熱くなりました。 
私たちのスーパーアイドルは、いまここにいる。

本当はコロナ禍で画面の向こうの存在になってしまったことが辛くて仕方なかったんです。


医療職という自分の仕事だとか、地方に住んでいることだとか、行けない理由を並べては、こんな私がオタクを名乗ることすらもおこがましいんじゃないかという思いをずっと抱えていました。
みんなが普通の生活に戻って、ライブや接触が再開していく中、ひとりだけ取り残されているような孤独さが苦しくて、現場に行けないもどかしさを誤魔化したくて、距離を置きました。
オタクって本当に自分勝手ですよね。
勝手に好きになったくせに、勝手に病むし。本当にキモくて申し訳ない。

現場に行けない私がファンであると胸を張って言えるのだろうか。
何度も何度も考えて、落ち込んで、他人を羨んだりもして、そんな最低なことを考えてる自分が気持ち悪くてまた落ち込むことの繰り返し。
それでも好きであることを辞められなかった。
清廉潔白で立派なオタクじゃなくてごめんなさい

だけど、9人が今日この日までアイドルを続けてくれたから、私はもう一度イルミィとして夢の武道館に立つ9人に声を届けられたんです。
本当にありがとう。

どの曲を聴いても、あの会場で聴いたなぁとか、辛い時にずっと聴いてたなぁとか、全部の曲に色んな思い出があります。
そう思うと私の人生の中でめせもあ。と歩んできた時間って決して短くないんですね。
もう生活の一部と化してるくらい。

これからも勝手に好きでいさせてください。
勝手に応援させてください。私の人生の1部で居てください。


そして、 あおいくんへ
銀河系クラシック、センターおめでとうございます。

「アイドル気取っていいですか?君がいなくちゃ普通の男になるから」という歌詞で言葉を詰まらせた姿に自然と涙が零れました。
ここまでグダグダと色んなことを書いたけれど、1番伝えたいことは一つだけ。
私はあおい推しで居られて幸せだよ。

優柔不断で色んなものに目移りしやすい私には譲れない1番ってものは少ないんだけど、この銀河系クラシックが私がめせもあ。で1番好きな曲になるんだろうなという予感がしています。


これからのツアーも本当に楽しみです。
そして、ツアーファイナルは横浜アリーナ
最後にもう一度9人で叶える夢を応援させてくれてありがとう
白服さんの言う通り、最新のMeseMoa.が最高のMeseMoa.だと思える日になりますように。


オタクより

【ド新規イルミィ】烏合之衆のライナーノーツ勝手に書いてみた【MeseMoa.】

こんばんは、ド新規イルミィです。
烏合之衆、ついに公開されました!
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙、かっこいい~~~~~(語彙力ZERO)
こんなにもかっこいい曲なのに、コロナのせいで盛り下がるなんて許せない…!!!
と思っていたら勝手に指が動いていました。いやぁ、びっくり。気づいたら昼でした。

歌詞厨なド新規イルミィが好き勝手に烏合之衆への愛を叫ぶだけ。
前置きしときます、むちゃくちゃ長いです。

「烏合之衆」
作詞作曲編曲:halyosy
ラップ詞:らっぷびと


Evolution for you
一歩進むことで強くなる (yeah)
稀な縁はオートクチュール
なんせ我ら烏合之衆

歌い出し一発目の歌詞がこんなにかっこよくていいんですか…?
「あなたのための進化」ですよ?
あなたが指し示すものはイルミィやMeseMoa.の周りの人全てだと個人的には思っていて、その“あなた”の為に、1歩ずつ進化すると断言してくれている。
あの……こんなにかっこよくて本当にいいんですか??????!
\いーよー/

奇跡のような結成秘話はオートクチュールのように一点物の縁ですが、だからこそ集まった個性の面々は読んで字のごとく烏合之衆。
オートクチュールと烏合之衆という真逆のような印象を持つこの言葉たちがどちらも似合うのがMeseMoa.の不思議なところでもあり、魅力でもあると思います。


山の上までは地続き
常に I’m on my way
真っ当にリズムキープ
いっそ羽ばたく鳥になる
二番煎じでもオリジナル

山の上、つまり“てっぺん”は見上げれば遥か遠く見えますが、そこまでは必ず地続きなのです。
そこに道は無くとも地面は続いている。いま、彼らは道の途中に居ます。険しくても真っ当に地面を進めばいつかてっぺんにたどり着く。それでも遅いならばいっそ羽ばたく鳥になってしまえば良い。
たくさんのアイドルが居る今の日本でアイドル気取りを始めた彼らは二番煎じのような存在だったかもしれません、ですが実力を兼ね備えた今のMeseMoa.はオリジナルで唯一無二ですから。

いつでも自分のペースを崩さず、常にクールなようで心の中には熱いものを持っている二番くんらしい歌詞だなぁと思いました。
らっぷびとさんありがとうございます…!!


有言実行 此のステージ上
ついてきてくれたら嬉しいよ
天命を待つ 心は清廉”漂白”

「踊ってみたをやりたい」
「中野に立ちたい」
「アイドルを仕事にしたい」
むすめん・MeseMoa.の歴史はいつだって彼の一言から始まっています。
白服さんだからついて行こうと思った9人が居て、今のMeseMoa.とDDがある。白服さんの言葉には、不思議なほどに人を惹きつけて離さない力があると思います。
人事を尽くして天命を待つ。
MeseMoa.が見せてくれたたくさんの夢にはそれだけの努力があるのでしょうね。
らっぷびとさん本当にありがとうございます…!!

Pride pride (Hey hey)
Pride pride (Hey hey)

喰らい尽くす壮大な Dream
高い壁あったって問題無し
手練手管 焦るな Check it out
「にーちゃんに任せろ」

ここ、普段の物腰柔らかなにーちゃんの姿を浮かべると痛い目見るほどかっこよくて頭抱えました。はぁぁぁぁ、好きです!!!!!!!
オタク、ギャップ、スキ。アイドル、ギャップ、ダイジ。ニーチャン、オニギリ、アゲル
そう、話戻しますけどここの何が良いって兄の振り幅ですよ。
バラード、JPOP、ロック、ラップ、アカペラ、ハイトーン、メロディ、ハモリ、どんな曲でもさらりと歌いこなす兄の手練手管!!!!!
にーちゃんに任せろって言われたらそんなの好きしか溢れないじゃないですか。
らっぷびとさんってもしかしなくても天才ですね?!

道なき未知に導く革命児 Gotta Crazy
握った拡声器 甘くない真っ暗な時代に落雷
『1 7 2 3』 捧げた未来

道なき道であり“未知”に導く革命児こと我らが絶対的エースの存在ってMeseMoa.に無くてはならないものだと思います。
あおいくんはソロのお仕事が人一倍多いですがそれら全てをMeseMoa.の為だと言い切るような人です。いつだったか生放送で1人でのお仕事の大変さを語っていた彼の言葉には、私たちの想像を遥かに超える重圧を感じました。
それでも拡声器を握り、未知の場所でも自分は「MeseMoa.のあおい」だと声を上げている。
なによりも彼はそういうプレッシャーや努力を表に出すことを良しとはしてませんから、なんでもないことのようにさらっとこなしてしまうんです。
あおいくんはよくお仕事や学校を終えたイルミィを気遣う言葉を投げかけています。
真っ暗な時代に彼が落とす雷は、一筋の光でもあるのかなぁと思いました。
そして“1723”という数字の羅列
2017.02.03はむすめん。からMeseMoa.へと改名を発表した日です。
青春のすべてをむすめん。に捧げた彼は、これからの未来をMeseMoa.に捧げてくれている。
私たちのエースこんなにかっこよくていいんですか?全人類惚れちゃう。
ところで、らっぷびとさんって神様か何か…?

Pride pride (Hey hey)
Pride pride (Hey hey)

あの日に掲げた折れない旗
欲しいなら命などくれてやる
その代わり この心だけは殺させない

ここ!!ここです!!ここなんです!!
あの日に掲げた折れない旗。
あの日をどこだと断定するのは野暮なので辞めますが、安定した仕事を捨てて芸能界という道に進んだ彼らが欲しいなら命までくれてやると言うんです。その代わり この心だけは殺させないと言うんです。
私はMeseMoa.がアイドルとして生きてくれているその覚悟が心の底から応援したいと思える所以なので、言葉として表してくれることがとても嬉しくてたまりませんでした。

咲き誇れ亜細亜
お互いの素顔が見える距離で
研ぎ澄ませ躰
武器を捨て踊れ戦士達よ
United as one
舞う 舞う 舞う 舞う
We are 烏合之衆 fighting party
革命前夜祭 (Aight!)

このサビは本当にMeseMoa.そのものだなぁと思います。最近では日本だけではなく海外のイベントへも呼ばれるMeseMoa.ですが、SNSや撮影会でお互いの素顔が見える距離で会うことだって出来る。
烏合之衆でありながら、団結し、ステージの上で歌い踊っている。
そしてこれから幾度となく出てくるこの“革命”というフレーズ。これについてはまたあとで書きますが本当にかっこいい。
あと、イルミィみんな言ってるけど\アーイっ!/ってところ、上半期ライブで言いたすぎフレーズ大賞最優秀新人賞受賞です。おめでとうございます
halyosy先生、今日も今日とて素敵な曲をありがとう!!!


歴史を変える瞬間
伝える義務があるメッセンジャー
Eye to eye 熱視線

短いこのフレーズでここまで存在感があるのはさすがと言わざるを得ないですね。
それこそメッセンジャー
目は口ほどに物を言うとよく言いますが、MeseMoa.の中ではどちらかというと口数の少ない野崎さんの眼はいつだって雄弁に色んなことを語っているように思います。
個人的には某オ〇サカディビジョンの詐欺師を思い出しました。
らっぷびとさんこんな書き分けも出来るんですね?!

チャラたんバカたんComin’ at ya
時に病むけど噛まずに神懸かる
MCテクニック 滑舌 格別
上手くまとめる 24/7 イェーイ

某シブ〇ディビジョンのギャンブラーかなと。いやその話はいいんです。置いときます。
これに関しては“とみたん”そのものだなぁと。私の解釈以前に歌詞のそのままじゃないですか。
誰よりも率先してその場を盛り上げてくれるとみたんの存在って大きいなぁと思います。特に外部イベント!!歌やダンスだけじゃなくて、お話まで上手いとみんなついつい聞いちゃうからね!!
でもそれって人一倍空気が読める人じゃなきゃ出来ないことだと思うんです。
とみたんって本当に凄い人だよ
らっぷびとさん~~~~好きです~~~~!!(突然の告白)

Pride pride (Hey hey)
Pride pride (Hey hey)

本音で叫びたい 誇る仲間 酒に愛
あとは自由で華麗に舞い
志 打ち立てる

声質に合わせたがなりが、この短いフレーズが印象に残るようになっている要因なのかなぁと。本当にかっこいい。
なによりも、いじめっ子って称されるようなことしがちだけど、誰よりもMeseMoaのメンバーやDDに対する愛情の深いのっくんに相応しいワード選びだなぁと思います。
のっくん、本音は白服さんのことちゃんと尊敬してるんだもんね!!単焦点だけど!!!

でんせっこうか(?)
即座にすぷあってっぷ(?)
秘密の歪な形のナイン
完成形なんて関係ない
少し間違ってたって間違いない

言いまつがい王子~~~~~~~~!!!!
ついに歌詞で#気まプリ語録が弄られるとは
これ逆にちゃんと電光石火とステップアップって言ってしまいそうじゃない???
それは置いといて本題です。
完成形なんて関係ない。少し間違ったって間違いないというフレーズ、言い間違いに対してのぷんちゃんからの自己肯定のようにも聞こえますが、ダブルミーニングでもあるのかなぁと。
MeseMoa.はオーディションや大きな事務所に所属して作られたグループではありません。でも、だからこそ一般的なアイドルとしての完成形の枠にははまらないし、王道ではなくても、彼らにとってそれは間違いではないんです。
そこをサブリーダーであるぷんちゃんに歌わせるその意味!!!らっぷびとさんほんと……!!(語彙力がない)

Pride pride (Hey hey)
Pride pride (Hey hey)
暈された主語と人称の報道
でもこの夢は違う 明確に伝えよう
「俺」が「お前」を連れていく


「俺」が「お前」を連れていく
この言葉がこんなにも頼もしいと思えるのは、この夢を必ず叶うと信じて疑わない9人がそこに居るからです。なんてったってこれは革命前夜祭ですから。


遡れ大河
湧き上がる源流を飲み干せ
拭い去れ涙
開かれた拳は誰が為に
United as one
舞う 舞う 舞う 舞う
We are 烏合之衆
fighting party
革命前夜祭 (Aight!)


遡れ大河の大河とは一体何のことでしょう?
大河といえば、歴史を表す時に使う言葉でもあります。とめどなく流れる大きな川は一見変わらないように見えますが、止まることはありません。

開かれた拳は誰がために

Fighting partyと声高に宣言し、革命前夜祭とまで言ってのけているはずの彼ら。
戦うのであれば拳は握っているべきものです。
しかし彼らは誰かのために拳を開いている。
開いた拳であれば、手を差し伸べることも、その手を取ることも可能です。
彼らは、涙を拭い、寄り添ってくれることを選んでくれるのでしょう。

これは個人的な解釈ですが
大河をアイドル史とするのであれば
湧き上がる源流はアイドルの礎でしょう。男性アイドル史で表すならばジャニーズなどの大手アイドルグループでしょうか。
その、湧き上がる源流を飲み干すというのは、大手メジャーアイドルにも負けないほどに彼らが勢いをつけていくという強い意思の現れなのではないかと思います
彼らがメジャーアイドルでは無いことや事務所に所属していなかったことで味わった数々の悔しさから零した涙はきっと数え切れないでしょう。
それでも、彼らはその涙を拭い去り、拳を開いて手を差し伸べます。

開かれた拳は、誰がために?
戦うのではなく、寄り添うために。

これは私の勝手な解釈なのでhalyosy先生にしか真意はわかりません
ただ、私の中ではこの解釈が1番MeseMoa.にぴったりだなぁと思っています。(2020.06.09 追記)

立ち向かえ明日
主人公 集まる9人
重なり合う Movie
磨かれたダイヤ
キミはきっとこう呼ぶだろう
”革命”

“主人公集まる9人”
このフレーズに心が揺さぶられました
私はフォーゲルさん推しでは無いので傍から見た印象になってしまうのですが、フォーゲルさんってどうしても常に1歩引いているところがあるように思います。
でも、MeseMoa.は9人が9人とも主人公。
それを、フォーゲルさんがセンターのこの曲で歌っていることがとても嬉しく思いました。
好きなものが同じだった。それだけの理由で集った原石は年月をかけて磨かれ、今やアイドルというダイヤになったんです。
このグループは誰がセンターになっても映える
9人ともセンターのポテンシャルを持つグループなんてそんなの最強でしかないじゃないですか

咲き誇れ亜細亜
お互いの素顔が見える距離で
研ぎ澄ませ躰
武器を捨て踊れ戦士達よ
United as one, Ah
湧き上がる源流を飲み干せ
拭い去れ涙
開かれた拳は誰が為に
United as one
舞う 舞う まだまだ舞う
打ち鳴らした宣誓
初めから決まってたチェックメイト
舞う
産み落とした光源
先を照らすあまねく情景
舞う
撃ち上がった革命
夜が明ければ形勢逆転
舞う
We are 烏合之衆
fighting party 革命前夜祭 (Aight!)


最後にかけて畳み掛けるように盛り上がるメロディが本当にかっこいい……!!!
初めから決まっていたチェックメイトって!!もう売れる気しかないじゃん!!!!!!
めせもあのアニキ!!一生ついて行きます!!!!


生み落とした光源
それはつまりMeseMoa.を応援しているイルミィのことでしょう。
イルミィの由来はMeseMoa.を支え導く希望の光になれるようにという意味だったと思います。
私たちイルミィが応援することで照らすことの出来る未来やMeseMoa.のメンバーに見せることの出来る情景が少なからずあることが本当に嬉しいなと思います。

さて、この1曲が終わるまでに幾度となく出てきたこの“革命”というフレーズは一体何に対するものなんでしょう?
武道館?ドーム?テレビに出ること?はたまた海外?
彼らがどこまでを見据えてるかはわかりません。
私から確実に言えることはたったひとつだけ。

メジャーデビューどころかインディーズデビューすらしていない素人から始まった男性アイドルグループが起こす革命、見たくないですか?


これからもMeseMoa.が起こす革命を近くで見ていきたいですね。
推すなら今が1番早い!!!!!!
以上、ド新規イルミィが勝手にライナーノーツ書いてみた。でした



ps.おしょい先生、らっぷびとさん、ぶんけいさん、marimoさん、素敵な作品を本当にありがとうございました!!!!

ド新規がTIME TRAVEL.6してきた話

こんばんは、ド新規イルミィです。
季節も巡り巡って気がつけばもう冬になろうとしております。
本当はCh8のツアーファイナルのパシフィコ横浜公演ついてのド新規なりの雑記とか真逆の糸の考察とか色々と綴りたかったんですけどなんせパシフィコ終わってからこの3か月間MeseMoa.ちゃんずーっとスケジュールがつめつめ!!
次から次に更新される情報にド新規イルミィは目が点です

オタクってたのしい!!キャンメイクトーキョー!!

そんな話はいいんです。
置いときましょう。

TIME TRAVEL.6
通称「TT6」が始まってはや数週間が経ちましたがみなさん、タイムトラベルはもうお済みでしょうか?

いやぁ、楽しかった。超楽しかった
まだまだツアーは続くのでネタバレしないように感想言うとまじ楽しかった(語彙力皆無)

ということで、今回はド新規がド新規の目線で見たTT6の話をさせてもらおうかなと思います


パシフィコ横浜で発表されたTIME TRAVEL.6ですが、このツアーの謳い文句は「MeseMoa.がしばらく足を運べなかった地方に!」だったと記憶しています。
そしてMCでの「タイムトラベルですから、もしかしたら6年前の懐かしいものも…?」という意味深な発言。

パシフィコ横浜を埋めたグループが次のツアーとして選んだテーマがタイムトラベル。つまりはリバイバル
そして私は地方民なので、地元ではないにしろMeseMoa.が自分の住んでいる所の近くに来てくれることが嬉しくて仕方なかったのを覚えてます。
あとパシフィコ横浜を埋めたグループが次にやるツアーとしては平日も含まれてるとはいえあまりにもキャパが狭すぎて目ん玉飛び出ました。
あれからまだ3ヶ月しか経ってないのが信じられない。

あれよあれよと月日は流れ気がつけばTT6初日。
いざ始まってみると私の目に飛び込んでくる感想は嬉しさ故の阿鼻叫喚ばかりでした。
自分から漁らずともTLでちらほらと目に入る曲のタイトルに何度も目を見張りましたし、本人たちが上げる自撮りに映り込む衣装たちはもう私がヲタクをしている間に実物を目にすることは出来ないだろうとおもっていたものばかり。


期待と楽しみが積もっていく中でただひとつだけ、心の隅に追いやっていた感情が顔を出します。
悲しいかなド新規の私には懐かしむ6年前の思い出が何一つないのです。
MeseMoa.がむすめんとして歩んできた歴史を私は映像でしか知りません。
そんな私が「懐かしい!!」と声を上げることは違うような気がしていました。

私はこの感情のことをド新規コンプレックスと呼んでいるのですが、このド新規コンプレックスってめちゃくちゃ厄介で、オブラートに包まないで言えば僻みなんですよね。
そして、ないものねだりなので解決することがない。

ここからはしがないド新規オタクの自分語りになってしまうので読み飛ばして頂いても構いません!!

なにせ本題はここじゃない


このド新規コンプレックスについて書くのって私の気持ちをすべてさらけ出すようなもので恥ずかしくて痛々しいのですが、少しだけお話させてもらいます。
私が特に悔しいなと思ったのは、全く知らなかったわけじゃなかったことでした。

私が初めて今の推しであるあおいくんを見たのは地元で何十週も遅れて夜中に放送されていた戦国鍋TVの人気コーナーミュージックトゥナイトでの信長と蘭丸の回。


あおい📱(めせもあ。)@今川碧海🇯🇵 on Twitter: "今川碧海君って踊ってみたのあおいくんだしむすめん。のあおいくんだしMeseMoa.のあおいくんだし妖怪百鬼夜高等学校の喰わず女房だし怪獣倶楽部のサトルだし先生と僕の僕だし戦国鍋TVの信長と蘭丸の回の種田亀なんだよね。"

とはいえ、本人がこのツイートするまで実はまったく知らなかったです。当時は若手俳優沼に沈んでいたので村井良大くんや鈴木拡樹くん、相葉裕樹くんしか見えてなかったですね。
今やハイローでスター俳優となった若かりし頃の前田公輝くんなんかも出てました。
そして滝口幸広くん。突然の訃報に正直いまでも信じられていません。
これはドッキリで、年末のるひまが始まった時にひょっこり舞台に現れていつものように暴れ回って去るんじゃないかな、と起きるはずのないことを夢見てしまうくらいには現実が受け入れられないです。だってたっきーだもん。
あんたスゲーよ。


すみません、話を戻しますね。
同時にその頃の私はニコニコ動画に入り浸る日々を過ごしていました。
戦国鍋が好きで、ニコ厨
察しがいい方は気がついたかもしれませんが、男子校2年5組の敦盛2011もしっかり見てました。
しかし当時若手俳優沼でぷかぷかと浮いていた私にとっては「敦盛を真似してくれてる素人さんがいるくらい戦国鍋って人気あるんだ」という認識だったと思います。

ニコ厨ですから当然ボカロ曲もめちゃくちゃ聞いていました。踊ってみたも比較的見ていた方だと思います。ですが、私の中の比重は踊ってみたよりも歌ってみたでした。

むすめんという名前は前から知っていましたがいつどこで初めて聞いたのかは正直全く覚えていません。モーニング娘。の踊ってみたをやってる人達らしい。その程度の知識だったと思います。

そんな私がむすめんがMeseMoa.になったと知ったのは確か若手俳優やらなんやら色んな沼を経て、別界隈でドルヲタをしていた私のTwitterにRTでぽんっと回ってきたこのツイート。


非公式ファンブック「Fil Me」 on Twitter: "♡イルミィがつくったイルミィ向け雑誌(非公式)♡「Fil Me」(フィルミィ)全ページ公開!
https://t.co/VFjuPL2pox

「めせもあ。がファッション雑誌に出たら?」「イルミィってどんな人?」「担当別コーデをみたい!」などイルミィの妄想を形にした全力お遊び雑誌です!
ぜひ隅々までご覧下さい!… https://t.co/J21fJrutMd"

ドルヲタとしての人生を謳歌していた私にとってこの企画は本当に衝撃的でした。オタクだけでここまでクオリティのものを自主的に作り上げてしまうことに対する驚きと尊敬。
当時はイルミィでもなければ名前を知ってる程度の完全なる部外者だった私にもたくさんのイルミィさんの愛がこれでもかと詰まっていることがひしひし伝わってきました。
そして同時に当時の推しグループにもこんなものが作れたらどんなに良いんだろうという気持ちでいっぱいになったのを覚えています。

思い返せば私が当時応援していたアイドルと同じイベントにMeseMoa.が出ていたこともありましたが、ワンマン優先で現場を決めていた私がフェスに行く機会は少なく、MeseMoa.のステージを見たことはありませんでした。

きっかけはたくさんあったはずなのに。それでも私はMeseMoa.のファンにはならなかったのです。

そして、File Meのツイートを見た約半年後、リア友に夜通し見せられた動画の数々で無事沼落ちして今に至る。これについては長くなるのでまたいつか。

ここまで読んでもらってわかる通り、全部惜しいんですよね。
あの時、ちょっとでも興味を示してたら、MeseMoa.がむすめんとして歩んできた時代も自分の目で見ることが出来ていたかもしれない。MeseMoa.をもっと早く知れたかもしれない。
そう思うと昔の私何してんの?今すぐ検索して?!って言いたくなっちゃう。

新規を経験したことがある人ならみんなわかってくれるんじゃないかなぁ。

自分が知らない過去の話でメンバーもファンも共感したり、笑ったりしているのを見るとどうしようもなく寂しい気持ちになっちゃったとか。

ええ、大きな声で言いましょう。

ただの僻みです!!!

知らねぇよって笑ってやってください。
お前の心情なんて知らねぇし関係ねぇわって話ですよ。わかります。私もそう思います。

でも、自分の目で見たものやその時に自分の感じたことも含めて大事にしたいオタクなので自分が知らないこと、見れなかったこと、体験できなかったことを他の人たちが共有している姿に強い疎外感を感じてしまうんですね。
現場至上主義者の多いドルヲタは特にこの傾向が強いんじゃないかなぁと個人的には思ってます。

ただ、新規に気を使え!なんて言う気はさらさらないので!!あと自分の知らない過去の話を聞けるのは凄く嬉しいです!!もっと聞かせてください!!!

でもやっぱりド新規コンプレックスっていうものは心のどこかに常に燻ってるもので、今回のツアーを楽しみにしている反面、ちょっと寂しいなと思う部分もありました。
でも、同時にMeseMoa.がむすめん。として歩んだ歴史に触れさせてもらえることは本当に嬉しく思っていました。

余談ですが、TT6のチェキ会であおいくんに「ド新規だから6年前懐かしいとか思えないじゃないですか」という話をしたところ「そうだよねwwwww」とのこと。

いや、めっちゃ笑うやん

ド新規案件で悩むのアホらしいなと思えたのでご査収ください。
そしてあおいくんの名誉のために余談の余談ですが、その後に「でもこういう機会ってなかなか無いから大切にしたいと思ってる。今回のツアーは新規も古参も楽しめるから(要約)」と真面目な話してくれました。めでたしめでたし。
はー、推せる!!!!!


そして迎えたTT6宮崎公演

映像では何度も見たことのある衣装を身にまとったメンバーが目の前で歌って踊っている。
新曲から懐かしいあの曲、見ることは出来ないと思っていたカバー曲まで余すことなく見せてくれるその姿は、6年前の映像の彼らよりもずっとずっとアイドルの目をしていました。
アイドル気取りだった彼らがアイドルとしてもう一度むすめん。を夢見させてくれているその事実が嬉しくて、なによりも純粋にライブが楽しくて仕方がなかったです。

とても不思議な気持ちでした。
何度も繰り返しているように私には6年前のむすめん。を懐かしむ思い出はありません。
でもMeseMoa.が歩んだ道は、形は違えど私が同じように通った道でもありました。その一曲一曲に私の思い出が詰まっていたんです。

先程の自分語りの中に、私はどれもすべて惜しいのだと書きました。
つまり、惜しいと思えるくらい、似たような場所に居たんですね。
ずっとド新規コンプレックスを抱えていたのにこれにはまったく気づけなかった。
私が見ていたものをMeseMoa.も見ていた。あの時道は交わってはいなかったけど、6年前立場は違えど同じものを見て、純粋に楽しんでいたんだということに気が付きました。


6年前の私には、いまのMeseMoa.と同じくらい応援したいと心の底から思っていた大切なものがあって、それがいまの私を作ってくれていると本気で思っています。
アイドルを推すことって巡り合わせだと思うんです。きっとあの時、あの瞬間じゃなかったら私はMeseMoa.を好きになっていないかもしれないし、あおいくんを推していないかもしれない。
だから、見ることの出来なかった過去に囚われるよりも、いまのMeseMoa.を応援できること、そしてこれからの未来を一緒に見れることを嬉しいと思うことにしています。
今好きになれたからこそ、こうやってMeseMoa.がタイムトラベルで6年前を経験してない私たちド新規にも6年前を追体験させてくれたんですもん。

今回のツアータイトルがタイムスリップではなく、タイムトラベルなのは、この夏にパシフィコ横浜という大きな場所を埋めたMeseMoa.なりの、原点回帰と再出発のためだったのではないかなと個人的には解釈しています。
故きを温ねて新しきを知る。
すべてはMeseMoa.が次のステップに進むため。

そんな今を応援できることに感謝したいなと思います。


かなり自分語りの比率が多めの内容となってしまいましたがド新規がド新規として見たTT6の感想でした。
まだまだツアーが続くのでネタバレだけはしないように気をつけて書いたのですが、もしも知りたくない情報が入っていたとしたら大変申し訳ありません。


かたっ苦しく書いてきましたが、結論だけ言うとMeseMoa.ちゃんに出会えて幸せだよ~~~~~~~!!!!!!という話です!!!
全然病んでません!
あと、あまりにも宮崎公演が楽しすぎてTT6の現場増やしたチョロオタは私です。


結論:めせもあのオタク超楽しい

めせもあ。MV考察【Vampire Kiss編②】

最近の悩みは歯止めの聞かない推しの増加。


こんばんは、しがないド新規イルミィです。
意外とたくさんの皆さんに見ていただけているようでおっかなびっくり2度目の更新をしております。


さて、今回考察するのはもう1つの主軸となる人間模様。ノックソ、フォーゲル、あおい、気まぐれプリンス、にーちゃんの5人ですね。

先日の考察を読みながら、考察っていうかもはや妄想じゃない…?と自分でも思いましたが、気にせず行こうと思います。

開き直っていきましょう。これは妄想です(大声)

※注意※

・メンバー同士の恋愛関係を示唆するような表記がありますが、MVの特性上であり、ご本人様とは一切関係ありません。

・吸血鬼に関する知識が某舞台によって形成されています。繭期から抜け出せません。
・この曲単体としての解釈および考察です。
・元々考察厨ではあったのですが、Twitterにつらつらと書き出すことはあってもブログに書き起すことはしたことが無いため、読みにくい点もあると思いますがよろしくお願いします


(以下、敬称略)



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MVのサムネにもなっているこの場面ですが、前回の考察で私はソファに9人が並ぶシーンは人物相関図のようなものだと考えていると言ったのを覚えてますか?

たとえば、前回の4人を例にとると、とみたけだけを見つめる白服は恋愛感情をもっていることを意味します。
しかし、白服に隠れて手を重ね合うとみたけと二番煎じ。これは彼らの不貞を表しています。
そして、野崎弁当が二番煎じの方を見ていないのは、とみたけと二番煎じの関係気づきつつも見て見ぬふりをしているからではないでしょうか。


さぁ、本題に入りましょう。
この画像の中で唯一、身体ごとお互いを向いている人が居ますね。
そうです、ノックソとフォーゲルの2人。
ほかのメンバーは視線を外したり、顔をそむけたり、そもそも身体が向き合っている人が居ません。

白服がとみたけへ向けていた視線の意味を親愛だとするのならば、この2人にもそれは当てはまるでしょう。

とみたけと白服のように直接的な描写がないため、関係性を断定することは出来ませんが親しい関係性なのだと推察することができます。
しかし、彼らは隣ではなくソファひとつ分空いた距離からお互いを見つめています。言葉を交わしあっているというのに、その距離は誰よりも遠いのです。
そしてもうひとつ、9人の中で一番吸血シーンの多いノックソに対して、フォーゲルはノックソにのみ吸血描写があります。

これらのことから、彼らはそれぞれ人間とヴァンパイアなのではないかと考えました。正確には、元人間とヴァンパイアでしょうか。


“でもなにか違っていたんだ 君だけは”
フォーゲルのソロパートの部分ですね
ここの振り付け、わかりますか?
フォーゲルの音ハメに合わせてほかのメンバーが上体を倒すような振り付けになっています。

その際のフォーゲルの手、まるで銃を撃つような仕草に見えませんか?

ヴァンパイアに効果のある武器として挙げられるもの中には様々なものがあります。
にんにく、十字架、聖水………、そして銀の弾丸
そうです、銀の弾丸が込められた銃であればヴァンパイアを殺すことが可能なのです。

このことから推測すると、フォーゲルはヴァンパイアハンターだったのではないでしょうか。


いままでたくさんのヴァンパイアを駆除してきたフォーゲル。
今回も自分の身体を囮に使い、ヴァンパイアであるノックソを殺そうとしたのでしょう。

しかし、何か違っていたのです。
ほかのヴァンパイアとノックソは決定的に何かが違った。
それが一体何なのか、はっきりとは分かりません。それこそ罠なのかもしれない。しかし、それでもフォーゲルはノックソに心を許してしまうのです。

たくさんの人間の血を吸って生きてきたヴァンパイアのノックソと人間でありヴァンパイアハンターのフォーゲル。
二人は確実に距離を縮めていきます。
ですが、哀しいかな人間とヴァンパイアは相容れない存在なのです。


フォーゲルに手錠をかけるにーちゃんのシーンがありますね。
手錠といえば、犯罪に手を染めた人々を拘束するためにあるものです。
そして何かを堪えるようなフォーゲルの表情。

フォーゲルは“罪を犯してしまったが故に拘束された”ということでしょう

人間とヴァンパイアはそれぞれが共存するために、不可侵条約を締結し、お互いに関わらないことを取り決めていたのではないかと考えます。
つまり、関わりを持つことすらも“罪”なのです。


ヴァンパイアであるにーちゃんはフォーゲルがヴァンパイアハンターであることに気づいてしまったのでしょう。そして、ノックソとフォーゲルの関係も知ってしまった。
分かってしまったからには放置など出来ません。

にーちゃんはフォーゲルに手錠をかけ、壁へ押さえつけて吸血をします。
それは、罪を犯してしまったフォーゲルへの制裁の意味があったのかもしれません。


しかし、フォーゲルとノックソにとってそれは救いでもありました。
フォーゲルがヴァンパイアになることが出来たのですから、2人が一緒に居ることを誰が咎めることが出来るでしょう。

しかし、彼をヴァンパイアにしたのはノックソ本人ではなく、にーちゃん。つまり、他のヴァンパイアです。それはノックソにとってあまりにも不本意で許し難いことでした。

“僕の色で身体中染めてしまおう”

ノックソはフォーゲルをヴァンパイアへと変えたにーちゃんの存在を打ち消すかのようにフォーゲルの首筋に顔を埋め、血の契約を交わします。そして、同時に自分の血をフォーゲルに吸わせたのでしょう。
これで、互いに二度と離れられないようになりますから。

どれだけたくさんの人の血を吸おうと、ノックソにとって、こんな気持ちになるのは彼だけだったのでしょうね。




唐突ですが、ここまで一切名前の出てきていないメンバーが居ますね。
あおい、そして気まぐれプリンスの2人です。


まず、MVの要所で映るダンスのフォーメーションではメイン所はあおいがセンターに来るのでこの曲のセンターはあおいであることに間違いないと思います。
しかし、MVのメインストーリーとしての組み合わせは白服ととみたけ。
正直とても不思議だなぁと思いました。

ダンスと歌とMVは基本的に連動していることがほとんどです。
Shadow KissやMuddy Waterはもちろん、その他の曲もセンターを中心に作られているものが多く見受けられます。

ですがこのMVでのあおいに注目してみると、メインストーリーと思わしき人々にまったく接点が見つからないのです。
(先程も記述しましたが、全員がソファに座るシーンは人物相関図のような意味合いだと捉えているため全員に面識があるとは考えてません)

はじめにSKやMWとの関連性を考えた時に引っかかったのがここでした。


あおいに接点があるのは、あおいと背を預け合い、あおいからの吸血描写がある気まぐれプリンス、そしてお互いに血を吸う描写のあるノックソの2人です。
そしてこの2人は血を吸う描写が他よりも多い2人でもあります。

このMVでなによりも引っかかったのは、気まぐれプリンスとあおいの関係性です。
あおいは気まぐれプリンスと背をあずけ、また気まぐれプリンスを引き連れて暗闇を歩いている。
常にあおいのそばに居るのが気まぐれプリンスであり、一番最初の吸血描写も気まぐれプリンスから始まります。
つまり、気まぐれプリンスはあおいの右腕的存在なのでしょう。

気まぐれプリンスがあおいと血の契約を交わしているのかいないのか、それは不明です。しかし、気まぐれプリンスはまるであおいへの忠誠を誓っているようにどの場面でも半歩後に居るのです。


吸血鬼同士の吸血行為は血の契約であり、絶対服従となる強力な力を持ちますよね。
では、眷属を持つヴァンパイアを、より純血種に近い上位貴族のヴァンパイアが噛むとどうなるでしょう?

すべてその上位貴族であるヴァンパイアの眷属となるのです。


“赤い花びらを散らして”
さて、あおいの歌割りのパートにはこんな歌詞が出てきますね。この歌詞に合わせてあおい以外の8人は全員が同じように、身体を揺らすのです。

赤い花びらとは、吸血した際の歯型(いわゆるヴァンパイアキス)のことでしょう。血を吸うことで、イニシアチブが発動し、主従関係が生まれる。


あおいの歌に合わせて揺れるように躍る8人。

何が言いたいのか分かりますか?

あおいは全員のイニシアチブを掌握できるほどの力を持っているのです


少なくともこのMVの世界において1番上の権力を持つものなのでしょう。

某舞台風に言うならば、True of VAMP
永遠の命を持つ、はじまりの吸血種
つまり、TRUMPです。


“ちゃんと印をつけて”
あおいの歌割りパートにはこんな歌詞もありました。彼らはすべて自分のモノですから、ちゃんと印(ヴァンパイアキス)を付けないといけません。


あおいは暇つぶしになるなにかを常に探しているのでしょう。

そこで見つけたのが、ノックソとフォーゲルという種族を越えた禁忌を犯した2人
そして、人間の中で過ごすダンピールの白服やその白服が恋焦がれるとみたけという人間。

そこで、まずノックソに手を出します。彼はいとも簡単にあおいの手中に落ちてくれました。
たとえノックソに血を吸われようとも、あおいには関係ありません。
TRUMPであるあおいがイニシアチブを握られることなど有り得ませんからね。


あおいの目論見どおり、ノックソとフォーゲルはにーちゃんを巻き込んで面白い人間模様を見せてくれました。

しかし、気まぐれプリンスにとっては面白くなかったでしょう。
今までずっとあおいの隣に居るのは自分であったはずなのに、どこから現れたのかも分からないノックソにあおいはご執心。あまつさえ、ノックソはあおいを吸血しているのです。


そこで気まぐれプリンスはピアノを弾くノックソの背後から忍び寄りそっと手を取ります。

“誰にも触れさせない”
ノックソの指に牙を立てたのは、気まぐれプリンスなりの意趣返しだったのかもしれません。



さて、悠久にも近い時を生きるあおいにとってこの世はすべて長く退屈な日々の繰り返しです。

気まぐれプリンスに野崎弁当を、ノックソに二番煎じを襲わせたのもあおいでしょう。

主の情動はイニシアチブを握るすべてのものに伝わります。

とみたけと関係を持つように唆したのがあおいのイニシアチブだとしたら?
野崎弁当が二番煎じの首を絞めたのが、とみたけとの不貞に対する嫉妬という理由だけでなく、気まぐれプリンスのノックソに対する嫉妬も孕んでいたら?

真相を知るのは、TRUMPであるあおいだけでしょう。

たとえそれがあおいのお人形遊びだったとしても、そこに意味などあってないようなものです。
面白そうだったから。
ただ、それだけ。


印(ヴァンパイアキス)がついた時点で、彼らはすべて、あおいのもの。
なによりも大事だからこそ、めちゃくちゃに壊したくなる。悠久の時を生きる彼のおもちゃなのですから。







ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!突拍子もない考察を書きなぐったので、もはや考察なのかどうか………
これ妄想にMVと歌詞を無理やりこじつけただけでは?

まぁ、ひとつの解釈として気軽にさらっと読み流していただければと思います。

ではでは、長文、乱文で大変失礼致しました!
また考察する機会があったらひっそりと更新させてください(*˘︶˘*)

めせもあ。MV考察【Vampire Kiss編 ①】

こんにちは、そしてはじめまして。
DD沼に落ちてはや4ヶ月、ド新規イルミィです。
元々は某星屑事務所の非アイドルや名古屋の町おこしお兄さんなどを応援していたのですが、まじで気づいたらこんな所にいた。めせもあ沼こわくない…?

私の話はいいんです、本題に入りましょう。


みなさんVampire KissのMV見ました?

こちら↓↓↓
YouTube

MeseMoa.としての1st アルバムのリード曲である「Shadow Kiss」や1stシングルの「Muddy Water」と並ぶほどの考察しがいのある作品…!!!
ということで、ド新規イルミィなりにあーでもないこーでもないと1人で悶々と考察していたのですが、なにしろド新規すぎるもので共有できる友達が居ない!でも誰かにこの考察聞いて欲しい~!!という気持ちで、軽率にはてブロ開設してみました。

※注意※
・吸血鬼に関する知識が某舞台によって形成されています。(繭期から抜け出せない)そのため大変偏った知識で考察を行っています。PV考察よりも妄想に近いものと考えて頂けたら幸いです。

・この考察の中にはメンバー同士の恋愛関係を示唆する表現がありますが、あくまでMVの特性上であり、ご本人様とは一切関係ありません。

・元々考察厨ではあったのですが、Twitterにつらつらと書き出すことはあってもブログに書き起すことはしたことが無いため、読みにくい点もあると思いますがよろしくお願いします


最後のとみたけさんと白服さんのキス描写など、Shadow Kissのオマージュがあることは間違いないと思うのですが、今回の考察ではShadow kissやMuddy Waterとの関連を考えず、この曲単体としての解釈および考察として書いていきたいと思います。

(以下、敬称略)


まずこのMVにおいて接点があるのは下記の人々です。

白服→とみたけ
とみたけ→白服、二番煎じ
二番煎じ→ノックソ、とみたけ、野崎弁当
野崎弁当→気まぐれプリンス、二番煎じ
あおい→気まぐれプリンス、ノックソ
気まぐれプリンス→野崎弁当、あおい、ノックソ
ノックソ→気まぐれプリンス、あおい、フォーゲル、二番煎じ
フォーゲル→にーちゃん、ノックソ
にーちゃん→フォーゲル

(全員でソファに座っているシーンは人物相関図のような役割を果たしており、接点ではないものと考えました)

主軸となる人間関係としては
・白服、とみたけ、二番煎じ、野崎弁当
・あおい、ノックソ、にーちゃん、気まぐれプリンス、フォーゲル
の2つです。

さて、ではもうひとつグループわけをしていきましょう。

【吸血描写のあるメンバー】
気まぐれプリンス、ノックソ、にーちゃん、あおい、白服、フォーゲル

吸血シーンのある彼らは“ヴァンパイア”もしくは“ヴァンパイアになってしまった人間”と仮定します。

【吸血描写の無いメンバー】
二番煎じ、とみたけ、野崎弁当

この3人は吸血されるシーンはあるのですが、吸血するシーンはありません。
つまり、このMVが始まった時点ではまだ人間であったことを示しているのではないでしょうか。



さて、そもそも血を吸ったらどうなるっけ?って話ですよね。かなり解釈も変わってくるので。

作品によってまちまちですし、正解は無いと思いますが基本的にヴァンパイアが人間を吸血した場合、人間はヴァンパイア化し眷属となります。
ヴァンパイア同士の吸血の場合もそこには絶対的な主従関係が生まれます。
某舞台風に言いますと、「イニシアチブを握られた状態」になる。

イニシアチブを掌握されてしまえば、あやつり人形のように動かすこともでき、心がどれだけ嫌がっても身体は言うことを聞いてしまう状態になります。
より強いものであれば、記憶操作すらも可能です。主の言うことは絶対ですから。

(少なくとも今回私が考えたの考察では、です。作品によって様々な設定が付与されますのでご了承ください)


さぁ、話を本題へと戻しましょう。
まずは、白服、とみたけ、二番煎じ、そして野崎弁当の関係性から。

ここで大事になるのは
・白服の明らかなとみたけへの好意
・野崎弁当がなぜ二番煎じの首を絞めるに至ったのか

そして、キーポイントは
【とみたけと二番煎じの裏切り】
だと思います。

白服からとみたけへの明らかな好意は全編にわたって表現されていますね。
ソファでは一心にとみたけを見つめ、とみたけ以外との接点が無いこと、また吸血描写も誰よりも多く時間を割いています。極めつけはMV終了間際のキス。
これは疑う余地もなく恋仲なのでしょう。


さて、つぎは野崎弁当と二番煎じの関係ですね。
野崎弁当が二番煎じへ手をかける際の歌詞が何かみなさん分かりますか?

“なによりも大事なのにめちゃくちゃに壊したくなる”

そう、野崎弁当にとって二番煎じはなによりも大事な存在なのです。しかし、同時にめちゃくちゃに壊したくなる衝動にかられる。
可愛さ余って憎さ百倍ということでしょうか。二番煎じに手をかけた際の躊躇うような表情から葛藤が垣間見えます。
しかし、二番煎じは野崎弁当に首を絞められているというのにまったく抵抗するそぶりすらもありません。
ただまっすぐに野崎弁当の瞳を見下ろしています。横顔しか映らないためその表情は確認出来ませんが、おそらく必死の形相などとは程遠い穏やかな顔をしているのでしょう。
だからこそ、一思いに野崎弁当は首を締めることを躊躇った。


では、なぜ二番煎じは抵抗をしなかったのだと考えた時に必然的に浮かび上がるのは、二番煎じととみたけの関係です。
彼らはそれぞれの大事な人を裏切って、密かに関係を持っていました。
野崎弁当はきっとそのことに気がついてしまったのでしょう。

なによりも大事で大切な存在である二番煎じ。しかし彼は自分ではない誰かと関係を持ってしまった。
嫉妬と裏切られた絶望から野崎弁当に芽生えたひとつの感情。それは明確な殺意でした。

野崎弁当の行動を二番煎じは黙って受け入れます。

“光も届かない場所で 何度も二人溶け合って”
野崎弁当に手をかけられた二番煎じが示唆する光も届かない場所とはどこなのか、想像するには容易いでしょう。

しかし、同時に野崎弁当はこうも感じています。
“むせ返るほど甘い香り 飲み干したくて止まらない”
もう既に彼の身体はヴァンパイアへと変貌していました。

それは二番煎じも同じです
“白い首筋に噛み付いて”しまいたい
そう思っていた。

ヴァンパイアに襲われ、互いにもう人ではないことに彼らはまだ気づいていないのです。




さて、話は変わりますが、この白服を含めた4人のグループを見てみると白服以外の全員が吸血描写が無いことに気が付きます。とみたけ、二番煎じ、野崎弁当は人間です。その中に一人だけ存在するヴァンパイア。
白服は他のヴァンパイアと違い、人間の中にいるのです。

あと僕だけアイメイクめちゃ薄いの気付きました??

それが何故かは僕も分からないんですwwwwww

監督さんからメイクさんに指示があったのか、それとも特に意味はないのか…

そこらへんは謎です。なにか意図があるのかなぁ。

https://lineblog.me/musumen/archives/8412938.html

こちら先日上がった白服さんのブログからの引用です。
本人もそこに意図があるのか無いのかは不明とのことですが、このブログを呼んだ瞬間、こうだったらいいなと思っていた私の中の仮説が急に現実味を帯びまして。

白服のアイメイクだけ薄いこと、また口の周りにべっとりと付いた血、人間の中に紛れ込んだヴァンパイア。
私がたどり着いたのは、彼は混血種(ダンピール)なのではないかという結論でした。
ダンピールとはヴァンパイアと人間の間に出来た混血の子のことです。

ダンピールである白服が人間界の中に紛れ込み人間としてひっそりと暮らしていたとするならば、首筋の頸動脈ではなく腕の正中動脈から吸血していてることや、口の周りが血濡れになるほど下手くそな吸血行為にも説明がつきます。
周りにヴァンパイアが居ないのですから、血の吸い方を知らなくても不思議ではないのです。


ただ、このダンピールというのはヴァンパイアにも人間にも疎まれています。
人間からすればおぞましいヴァンパイアの血が、ヴァンパイアからすると下等な人間という種族の血が流れているため、どちらの世界においても虐げられる。
それを表現するかのように、白服はとみたけ以外の誰とも関わりのある描写はありません。
そもそも人との関わり自体を絶っていたのではないかと私は考えています。

そんな白服が唯一関わりのある人間、それがとみたけです。
ヴァンパイアの世界と人間の世界、そのどちらにも居場所のない白服にとって、とみたけは唯一、自分と関わりを持ってくれる他者。
当然、白服はとみたけに依存していくでしょう。

“ぜんぶ君のせいだからね 優しくなんて出来そうにない”

ひとりぼっちでひっそりと生きてきた白服にとってとみたけの存在は異質でした。
そして、少しずつ惹かれていくようになったのでしょう。
全部きみのせい。きみが近づいてきたから。ヴァンパイアの本能としてとみたけの血を求めてしまうのも、彼の血を求め、優しくなんて出来そうにないこの感情もすべて、とみたけのせいなのです。


“愛おしくてたまらないよ 君のこともっと教えて”
誰とも関係を断ち、日陰で生きることを選んだダンピール。それでもとみたけは白服に声をかけます。君のことをもっと知りたいから。居場所もないひとりぼっちのダンピールが哀れで、同時に愛おしくてたまらなかった。

そして、とみたけと白服は惹かれ合うように恋に落ちます。
ダンピールの白服が心を開き、初めて頼った人間が自分であるという自負はとみたけの心を十分すぎるほど満たしてくれました。

白服にとってとみたけは誰よりも信頼出来る存在であり、とみたけにもそれは明白に伝わっていたものと考えられます

しかし、依存されるほどに人は重圧を感じ、逃げ出したくなるものです。
その時にはもう既に白服のとみたけに対する信頼は確固たるものになっていました。
しかし、とみたけにとって白服は手中に入れてしまったもの。釣った魚にはエサを与えることも面倒になる。
そうなると不思議なもので隣の芝生は青く見えるのが人間です。

そこで、二番煎じと関係を持ってしまったのでは無いでしょうか。

そして白服もきっと、野崎弁当と同じように何かのきっかけでとみたけと二番煎じの関係に気がついてしまったのです。



“君の愛にこのまま溺れてしまいたい”
白服はとみたけに溺れるほど愛されていたかった。そして、なによりもとみたけを自分から離れられないようにしたかった。
僕しか愛せないように、僕だけを見つめてくれるように。それを叶える方法は白服にとってひとつしかありません。

“彼のイニシアチブを握ること”

血を吸い、彼の心を掌握することが出来れば必然的に彼は自分から離れることなど出来なくなりますから。

“君のことを愛せるのは僕だけなんだから”
“もう僕のことしかきっと愛せない”
曲の終わりがけ、白服は小さく微笑みます。それは純粋とも裏があるとも取れる笑みでした。

もちろんイニシアチブを発動させなければとみたけはとみたけのまま、そばにいて欲しいという願いだけを叶えることも可能です。
もしかしたら、考えるよりも先に飛び出した、ヴァンパイアとしての本能だったのかもしれません。


白服がヴァンパイアであることはとみたけも承知の上です。そんな彼から「吸血させて欲しい」という願いにとみたけは自らの左腕を差し出します。
二番煎じと関係を持っていても、とみたけにとって白服が大切な存在であることは変わりません。
なによりも血を吸わなければヴァンパイアは死んでしまいます。
つまり、自分が血を与えなければ白服は生きていくことすら出来ないのです。それは、とみたけにとって一種の優越感でもあったのでしょう。

とみたけからすると白服は自分の血が無ければ生き長らえることすらも出来ない哀れで愛しい自分だけのヴァンパイアなのですから。


“飲み込まれたのは僕だった”と彼が気づくのは一体いつなのでしょうね。




2019.4.4 追記
めせもあ。MV考察【Vampire Kiss編②】 - 同じ夢を一緒に見たいよ