同じ夢を一緒に見たいよ

気づいたらこんな所にいた考察厨オタク。

ド新規がTIME TRAVEL.6してきた話

こんばんは、ド新規イルミィです。
季節も巡り巡って気がつけばもう冬になろうとしております。
本当はCh8のツアーファイナルのパシフィコ横浜公演ついてのド新規なりの雑記とか真逆の糸の考察とか色々と綴りたかったんですけどなんせパシフィコ終わってからこの3か月間MeseMoa.ちゃんずーっとスケジュールがつめつめ!!
次から次に更新される情報にド新規イルミィは目が点です

オタクってたのしい!!キャンメイクトーキョー!!

そんな話はいいんです。
置いときましょう。

TIME TRAVEL.6
通称「TT6」が始まってはや数週間が経ちましたがみなさん、タイムトラベルはもうお済みでしょうか?

いやぁ、楽しかった。超楽しかった
まだまだツアーは続くのでネタバレしないように感想言うとまじ楽しかった(語彙力皆無)

ということで、今回はド新規がド新規の目線で見たTT6の話をさせてもらおうかなと思います


パシフィコ横浜で発表されたTIME TRAVEL.6ですが、このツアーの謳い文句は「MeseMoa.がしばらく足を運べなかった地方に!」だったと記憶しています。
そしてMCでの「タイムトラベルですから、もしかしたら6年前の懐かしいものも…?」という意味深な発言。

パシフィコ横浜を埋めたグループが次のツアーとして選んだテーマがタイムトラベル。つまりはリバイバル
そして私は地方民なので、地元ではないにしろMeseMoa.が自分の住んでいる所の近くに来てくれることが嬉しくて仕方なかったのを覚えてます。
あとパシフィコ横浜を埋めたグループが次にやるツアーとしては平日も含まれてるとはいえあまりにもキャパが狭すぎて目ん玉飛び出ました。
あれからまだ3ヶ月しか経ってないのが信じられない。

あれよあれよと月日は流れ気がつけばTT6初日。
いざ始まってみると私の目に飛び込んでくる感想は嬉しさ故の阿鼻叫喚ばかりでした。
自分から漁らずともTLでちらほらと目に入る曲のタイトルに何度も目を見張りましたし、本人たちが上げる自撮りに映り込む衣装たちはもう私がヲタクをしている間に実物を目にすることは出来ないだろうとおもっていたものばかり。


期待と楽しみが積もっていく中でただひとつだけ、心の隅に追いやっていた感情が顔を出します。
悲しいかなド新規の私には懐かしむ6年前の思い出が何一つないのです。
MeseMoa.がむすめんとして歩んできた歴史を私は映像でしか知りません。
そんな私が「懐かしい!!」と声を上げることは違うような気がしていました。

私はこの感情のことをド新規コンプレックスと呼んでいるのですが、このド新規コンプレックスってめちゃくちゃ厄介で、オブラートに包まないで言えば僻みなんですよね。
そして、ないものねだりなので解決することがない。

ここからはしがないド新規オタクの自分語りになってしまうので読み飛ばして頂いても構いません!!

なにせ本題はここじゃない


このド新規コンプレックスについて書くのって私の気持ちをすべてさらけ出すようなもので恥ずかしくて痛々しいのですが、少しだけお話させてもらいます。
私が特に悔しいなと思ったのは、全く知らなかったわけじゃなかったことでした。

私が初めて今の推しであるあおいくんを見たのは地元で何十週も遅れて夜中に放送されていた戦国鍋TVの人気コーナーミュージックトゥナイトでの信長と蘭丸の回。


あおい📱(めせもあ。)@今川碧海🇯🇵 on Twitter: "今川碧海君って踊ってみたのあおいくんだしむすめん。のあおいくんだしMeseMoa.のあおいくんだし妖怪百鬼夜高等学校の喰わず女房だし怪獣倶楽部のサトルだし先生と僕の僕だし戦国鍋TVの信長と蘭丸の回の種田亀なんだよね。"

とはいえ、本人がこのツイートするまで実はまったく知らなかったです。当時は若手俳優沼に沈んでいたので村井良大くんや鈴木拡樹くん、相葉裕樹くんしか見えてなかったですね。
今やハイローでスター俳優となった若かりし頃の前田公輝くんなんかも出てました。
そして滝口幸広くん。突然の訃報に正直いまでも信じられていません。
これはドッキリで、年末のるひまが始まった時にひょっこり舞台に現れていつものように暴れ回って去るんじゃないかな、と起きるはずのないことを夢見てしまうくらいには現実が受け入れられないです。だってたっきーだもん。
あんたスゲーよ。


すみません、話を戻しますね。
同時にその頃の私はニコニコ動画に入り浸る日々を過ごしていました。
戦国鍋が好きで、ニコ厨
察しがいい方は気がついたかもしれませんが、男子校2年5組の敦盛2011もしっかり見てました。
しかし当時若手俳優沼でぷかぷかと浮いていた私にとっては「敦盛を真似してくれてる素人さんがいるくらい戦国鍋って人気あるんだ」という認識だったと思います。

ニコ厨ですから当然ボカロ曲もめちゃくちゃ聞いていました。踊ってみたも比較的見ていた方だと思います。ですが、私の中の比重は踊ってみたよりも歌ってみたでした。

むすめんという名前は前から知っていましたがいつどこで初めて聞いたのかは正直全く覚えていません。モーニング娘。の踊ってみたをやってる人達らしい。その程度の知識だったと思います。

そんな私がむすめんがMeseMoa.になったと知ったのは確か若手俳優やらなんやら色んな沼を経て、別界隈でドルヲタをしていた私のTwitterにRTでぽんっと回ってきたこのツイート。


非公式ファンブック「Fil Me」 on Twitter: "♡イルミィがつくったイルミィ向け雑誌(非公式)♡「Fil Me」(フィルミィ)全ページ公開!
https://t.co/VFjuPL2pox

「めせもあ。がファッション雑誌に出たら?」「イルミィってどんな人?」「担当別コーデをみたい!」などイルミィの妄想を形にした全力お遊び雑誌です!
ぜひ隅々までご覧下さい!… https://t.co/J21fJrutMd"

ドルヲタとしての人生を謳歌していた私にとってこの企画は本当に衝撃的でした。オタクだけでここまでクオリティのものを自主的に作り上げてしまうことに対する驚きと尊敬。
当時はイルミィでもなければ名前を知ってる程度の完全なる部外者だった私にもたくさんのイルミィさんの愛がこれでもかと詰まっていることがひしひし伝わってきました。
そして同時に当時の推しグループにもこんなものが作れたらどんなに良いんだろうという気持ちでいっぱいになったのを覚えています。

思い返せば私が当時応援していたアイドルと同じイベントにMeseMoa.が出ていたこともありましたが、ワンマン優先で現場を決めていた私がフェスに行く機会は少なく、MeseMoa.のステージを見たことはありませんでした。

きっかけはたくさんあったはずなのに。それでも私はMeseMoa.のファンにはならなかったのです。

そして、File Meのツイートを見た約半年後、リア友に夜通し見せられた動画の数々で無事沼落ちして今に至る。これについては長くなるのでまたいつか。

ここまで読んでもらってわかる通り、全部惜しいんですよね。
あの時、ちょっとでも興味を示してたら、MeseMoa.がむすめんとして歩んできた時代も自分の目で見ることが出来ていたかもしれない。MeseMoa.をもっと早く知れたかもしれない。
そう思うと昔の私何してんの?今すぐ検索して?!って言いたくなっちゃう。

新規を経験したことがある人ならみんなわかってくれるんじゃないかなぁ。

自分が知らない過去の話でメンバーもファンも共感したり、笑ったりしているのを見るとどうしようもなく寂しい気持ちになっちゃったとか。

ええ、大きな声で言いましょう。

ただの僻みです!!!

知らねぇよって笑ってやってください。
お前の心情なんて知らねぇし関係ねぇわって話ですよ。わかります。私もそう思います。

でも、自分の目で見たものやその時に自分の感じたことも含めて大事にしたいオタクなので自分が知らないこと、見れなかったこと、体験できなかったことを他の人たちが共有している姿に強い疎外感を感じてしまうんですね。
現場至上主義者の多いドルヲタは特にこの傾向が強いんじゃないかなぁと個人的には思ってます。

ただ、新規に気を使え!なんて言う気はさらさらないので!!あと自分の知らない過去の話を聞けるのは凄く嬉しいです!!もっと聞かせてください!!!

でもやっぱりド新規コンプレックスっていうものは心のどこかに常に燻ってるもので、今回のツアーを楽しみにしている反面、ちょっと寂しいなと思う部分もありました。
でも、同時にMeseMoa.がむすめん。として歩んだ歴史に触れさせてもらえることは本当に嬉しく思っていました。

余談ですが、TT6のチェキ会であおいくんに「ド新規だから6年前懐かしいとか思えないじゃないですか」という話をしたところ「そうだよねwwwww」とのこと。

いや、めっちゃ笑うやん

ド新規案件で悩むのアホらしいなと思えたのでご査収ください。
そしてあおいくんの名誉のために余談の余談ですが、その後に「でもこういう機会ってなかなか無いから大切にしたいと思ってる。今回のツアーは新規も古参も楽しめるから(要約)」と真面目な話してくれました。めでたしめでたし。
はー、推せる!!!!!


そして迎えたTT6宮崎公演

映像では何度も見たことのある衣装を身にまとったメンバーが目の前で歌って踊っている。
新曲から懐かしいあの曲、見ることは出来ないと思っていたカバー曲まで余すことなく見せてくれるその姿は、6年前の映像の彼らよりもずっとずっとアイドルの目をしていました。
アイドル気取りだった彼らがアイドルとしてもう一度むすめん。を夢見させてくれているその事実が嬉しくて、なによりも純粋にライブが楽しくて仕方がなかったです。

とても不思議な気持ちでした。
何度も繰り返しているように私には6年前のむすめん。を懐かしむ思い出はありません。
でもMeseMoa.が歩んだ道は、形は違えど私が同じように通った道でもありました。その一曲一曲に私の思い出が詰まっていたんです。

先程の自分語りの中に、私はどれもすべて惜しいのだと書きました。
つまり、惜しいと思えるくらい、似たような場所に居たんですね。
ずっとド新規コンプレックスを抱えていたのにこれにはまったく気づけなかった。
私が見ていたものをMeseMoa.も見ていた。あの時道は交わってはいなかったけど、6年前立場は違えど同じものを見て、純粋に楽しんでいたんだということに気が付きました。


6年前の私には、いまのMeseMoa.と同じくらい応援したいと心の底から思っていた大切なものがあって、それがいまの私を作ってくれていると本気で思っています。
アイドルを推すことって巡り合わせだと思うんです。きっとあの時、あの瞬間じゃなかったら私はMeseMoa.を好きになっていないかもしれないし、あおいくんを推していないかもしれない。
だから、見ることの出来なかった過去に囚われるよりも、いまのMeseMoa.を応援できること、そしてこれからの未来を一緒に見れることを嬉しいと思うことにしています。
今好きになれたからこそ、こうやってMeseMoa.がタイムトラベルで6年前を経験してない私たちド新規にも6年前を追体験させてくれたんですもん。

今回のツアータイトルがタイムスリップではなく、タイムトラベルなのは、この夏にパシフィコ横浜という大きな場所を埋めたMeseMoa.なりの、原点回帰と再出発のためだったのではないかなと個人的には解釈しています。
故きを温ねて新しきを知る。
すべてはMeseMoa.が次のステップに進むため。

そんな今を応援できることに感謝したいなと思います。


かなり自分語りの比率が多めの内容となってしまいましたがド新規がド新規として見たTT6の感想でした。
まだまだツアーが続くのでネタバレだけはしないように気をつけて書いたのですが、もしも知りたくない情報が入っていたとしたら大変申し訳ありません。


かたっ苦しく書いてきましたが、結論だけ言うとMeseMoa.ちゃんに出会えて幸せだよ~~~~~~~!!!!!!という話です!!!
全然病んでません!
あと、あまりにも宮崎公演が楽しすぎてTT6の現場増やしたチョロオタは私です。


結論:めせもあのオタク超楽しい